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どすこい!八朗 Blog

介護タクシー開業0からのスタート!!

2021まとめ「印象に残った援助」

皆さんこんにちは!

 

 

 

 

どすこい八朗の八谷です。

 

 

 

 

もう今年も残すところあと4日となりました。

 

 

時が過ぎるのは本当に早いですね~( ;∀;)

 

 

あっという間に一年が終わろうとしております。

 

皆さんもどすこいしながら

良いお年を過ごしていただき

良いお年をお迎えくださいね^^!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日は今年の締めくくりということで

 

11月から始まった介護タクシー業務で

一番印象に残った援助を紹介したいと思います!

 

レポートを書くかのように詳しく書きました!

最後まで見ていただけると嬉しいです(*^-^*)

 

 

 

 

 

 

 

令和3年12月13日

事務所から依頼が来たと連絡が入りました。

Aさん 女性の方で

依頼内容は

12月17日金曜日

病院から退院でご自宅までの送迎

ご自宅がエレベーターのないアパート2Fの為おんぶ介助してほしい。

車いすを借りたい

娘様が同乗したい、お孫様も同乗するかも

 

とのことでした。

 

わからないことがあればケアマネさんに電話してくれとのことだったのですぐに折り返しました。

 

 

利用者様の状態を聞く限りだと

開脚はできると思われる。

座位はとれる

おんぶもご家族がいるのでフォローしてくれると思います

とのことでした

 

 

 

前日、階段介助でおんぶをする予定なので

アパートを下見に行きました

 

 

階段は少し長いけど広くてきれい。通路も少し離れているが広くて歩きやすく、導線に障害物もない状況。

 

これなら問題ないなと帰ろうとしたとき急に女性の方から

介護タクシーの人ですか?」

と、声をかけられました。

 

名称を表示している車両をアパートの前に停めていたので邪魔なのかなと思い

「あ、すいません!邪魔ですよね!(;・∀・)」と反射的に答えました。

 

すると「明日のAの娘です」と仰られたので

お世話になります!!と

慌ててそこにいる説明をしました。(変態だと思われたくないので)笑

 

 

利用者様の状態が詳しくわかってない状況だったので

チャンスだと思い、すかさず質問しました。

 

入院前はベッドに寝たきりだった

看護師さんから今は元気で手すりがあればすり足歩行はできると聞いた

入院前も少し認知症が進んでいて娘さんが誰なのかもわからないような状態

入院した理由はベッドから落ちた時にできた頭のコブが原因の急性くも膜下出血

 

このような情報を手に入れることができました。

 

 

 

 

 

 

 

当日

担当のケアマネさんから連絡が入り、アパートには行きますねと言っていただけて

すごく心強いなと少しホッとしました。

 

 

 

「ケガだけはさせない」

これだけは達成するという強い気持ちをもって、病院に向かいました。

 

 

 

 

病院に到着するとご本人とご家族が入り口付近ですでに待機していました。

 

 

挨拶を交わし、車いすへの移乗介助をしようとしたら

ご本人がご自分で立ち上がり、車いすに乗ろうとしました。

 

予想よりはるかにお元気で

少し手を添える程度の介助で済みました。

 

言葉もしっかり理解して会話ができていたし、これは思っていたより大変ではないのでは?

と、ご家族と一緒に私もうれしくなりました(*'ω'*)

 

 

 

 

車に乗っていただいて、娘様とお孫様も同乗。

 

 

車内では

元気でよかった~^^という温かい雰囲気に包まれていましたが

ご家族が何度会話を試みても、Aさんは「道路が広いですねえ」と、繰り返すだけでした。

 

「あ~やっぱり私のことわかってないみたい」

と、娘様が寂しそうにつぶやいたときに

 

 

10年以上前に亡くなった大好きだったおじいちゃんが、家族や私のことを忘れていてすごく悲しい気持ちになったことをふと思い出しました。

 

忘れられるって悲しいですよね~。

しょうがないんですけど( ;∀;)

 

 

 

 

 

 

何はともあれ

何事もなくご自宅に到着し、おんぶを始めました。

 

低くしゃがんで、車いすから背中に抱き着いてもらいました。

 

良い体勢になったので立ち上がろうとしたら

Aさん「あぁ胸が痛い」と。

胸が圧迫されると痩せた体には応えるようで体勢を変えてみました。

 

私がくの字になりAさんが腕を立てた状態なら痛くないようでした。

 

 

ただその体勢だと後ろにひっくり返る危険があるため、ご家族に背中を支えてほしいとお願いして階段を上りました。

 

 

結構大変でしたが、うまくベッドまで移動することができました!

 

 

横になったあと、「ありがとうございます」と申し訳なさそうに話すAさん。

 

 

 

 

 

「ちっとも大変じゃないですよ!」なんて言ってたら

 

ケアマネさんが「おかえりAさん!ご自宅に戻ったんですよ!」と言いました。

Aさんはハッとしてあたりを見回し、あぁ~おうちなのかとびっくりした様子でした。

 

 

 

ケアマネさんが続けて「ほら!ここにいるのは娘さんだよ!!」というと

 

 

 

娘さんを見て「あぁ、わかるよわかるよ。涙が出てくる。涙で前が見えないよ

とすぐに認識したようでした。

 

 

 

そんな家族の大事なシーンに立ち会うことができて

いろんな感情が沸き上がってきて

じいちゃんのことを思い出して

勝手に目頭が熱くなりました。

 

 

 

ご家族でさえ泣いてないのに私が泣き始めたら引かれそうなので我慢しましたが笑

 

 

 

 

 

 

無事に援助が終わり素敵な場面に立ち会うことができ、すごく良い経験になりました!!

 

 

 

最後に娘さんにお会計していただき

6.5㎞ほどの道のりで

乗降介助と階段介助

合わせて5080円ですというと

 

そんなに安くていいんですか?また使いたいときはこの番号に直接でもいいですか?と前日渡した名刺の裏に書いてある直通の携帯番号を指さして言っていただきました。

 

 

 

もちろんです!!!また使ってくださいね!!!いつでもお待ちしてます!

 

 

 

 

 

という、最後まで気持ちのいい援助でした!!!!

 

 

最初は不安が大きかった今回の援助

 

 

やってみるとやはり大変ではあるけど、得るものが多く、

様々な人生の素敵なシーンに出会うことができて、、、

 

 

 

 

 

私のほうこそありがとうございます!

と声を大にして伝えたい。

 

 

 

 

そんな素敵な援助でした。

 

 

 

皆さんいろんな理由で利用してくださって、皆さん感謝してくださって。

 

 

感謝されることに慣れてしまいそうなこのお仕事。

 

 

絶対に浮かれることなく、感謝していただけることにいつも有難いと感じ

一人一人と真摯に向き合っていけるように

これからも精進していきたいです!!!!

 

 

 

 

 

どうでしたでしょうか?

 

 

 

 

このお仕事の”やりがい”というのは

既に何度も感じています。

 

 

 

まだ始めて2か月ですが、こんなにやりがいを感じるお仕事は初めてです。

 

 

 

 

来年はもっともっといろんな方と出会って

いろんな人生に関わって

皆さんのお役に立てればと思います。

 

 

 

 

 

 

今年はありがとうございました!!!!

 

 

 

 

 

こんな文章下手な八谷ですが、

 

来年もよろしくお願いいたします!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

どすこい!!!!!!!!!!!